新製品・新鋼種紹介

新製品
特  徴
1.浸燐対策の被覆ワイヤー 従来の「リン酸亜鉛被膜」(通称ボンデ)と同等の加工性能を持ち、「リン」を含まない均一で強固な被膜が得られる「浸リン対策被膜処理方法」を完成し、生産拡大中です。
 注:被膜処理装置および被膜処理方法などの特許出願中
浸リンの規制は強度区分12.9を対象にJISおよびISO規格で規定されているが、最近の傾向として自動車用ボルト等については強度区分10.9への適用がある。
2.熱処理部品の変色対策 熱処理(調質)後めっきを施さない冷間圧造部品は、潤滑被膜が要因で熱処理後変色を伴うことがあるが、通称ボンデと同等の加工性能を持ち熱処理後の変色を改善した潤滑被膜処理材。
3.圧造油寿命の改善ワイヤー 冷間圧造油劣化の要因の一つである、潤滑被膜の「過付着」および「付着ムラ」をなくし、薄く均一な高潤滑性能の潤滑被膜処理材。
4.全長疵保証ワイヤー 重要保安自動車部品などを対象に、冷間圧造用線材「表面ゼロ」のニーズに対応するため、線の加工プロセスでECPS(部分疵取付装置)を装備し、線の全長疵保証を行う。
(製品線経9.5〜26mm)
5.水素焼鈍ワイヤー 100%水素雰囲気中で焼鈍を行うことで、焼鈍スケールやスマットが発生しないクリーンな線表面が得られ、この適用は品質向上および公害対策(酸洗レス)として活用される(熱処理対象)また、100%水素雰囲気は、特殊鋼および非鉄材料の熱は処理加工を容易にする。
新鋼種
特  徴
1.非調質鋼
KNCH7(7T用)
KNCH8(8T用)
KNCH9(9T用)
焼入・焼戻しをせずに、高抗張力の部品を製造できる。
金型工具寿命を改善したS付鋼種もある。
2.ビスマス快削鋼 公害の心配が要らない快削鋼で、鉛快削鋼の代替となる。
3.耐遅れ破壊鋼 11T、12Tボルト用であり、鋼種名称はSCM425T。
SCM435に対して、C,Si,P.Sを下げて、Tiを添加し、遅れ破壊を防止する。
制御圧延技術が適用されている。
4.金型寿命の改善鋼
(KTCHxx)
冷間圧造における金型寿命を延長する目的で、C,Si,P.Sを下げて、Crを上げ、Bを添加した。
制御圧延技術が適用されている。
5.変形能に特に優れた鋼
(KECH02)
C,Si,Mnなどの成分を下げ、Ti,Nb,Crを添加した極底炭素鋼。